アルバイトやパート、低所得者お金を借りるときの注意点
近年では正社員だけではなく、アルバイトやパートのみなさんもカードローンを利用してお金を借りることができます。消費者金融のカードローン審査においても、アルバイトやパートの方が利用対象に含まれていることは増えてきていますよ。
ただし、カードローンを利用してお金を借りる際には様々なポイントに気をつけておく必要があります。ここではアルバイトやパートの方がお金を借りる時の注意点についてお話ししていくことにしましょう。
お金を借りるということは、借金をするということです。借金によるトラブルを避けるためにも、安全にお金を借りることが重要です。まずはその点を理解した上で、ご自身のライフスタイルに合ったカードローンの使い方を心がけてみてくださいね。
アルバイトやパートでも大丈夫?消費者金融のカードローン審査
まずは消費者金融のカードローン審査における主な条件から見ていきたいと思います。大手消費者金融を借入先として選ぶ方も多いかと思いますが、カードローンは一体どのような方が利用できるサービスなのでしょうか?
カードローン審査における条件としては、次のようなポイントが挙げられます。ご自身の今の状況と照らし合わせてチェックしてみましょう。
- 年齢が20歳以上である
- 安定した仕事と収入がある
- 返済能力がある
カードローン利用において一番に確認しておきたいのが、みなさんの現在の年齢です。消費者金融のカードローンは20歳以上を対象としているサービスなので、未成年は利用することができません。
年齢の上限については、消費者金融ごと、カードローンごとに異なっています。消費者金融のカードローンにおける平均的な年齢上限は68歳〜70歳なので、ご年配の方はご注意くださいね。
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「返済能力」って何?
カードローンの「返済能力」は、みなさんの年齢も含まれています。年齢によって返済能力がないと判断されれば、現段階ではカードローンを利用することはできません。
年齢制限に当てはまっていれば、アルバイトやパートの方でもカードローンの利用対象となります。まずはご自身の年齢とカードローンの年齢制限をご確認ください。
また、返済能力の中には「現在抱えている借金」なども含まれるので、これから新規で契約しようとしているカードローンの他にも借入をしているなら注意が必要ですね。
「総量規制」を超えてない?
消費者金融のカードローンは、基本的に複数のサービスを同時に利用することが認められていますが、「総量規制」の関係で年収の3分の1以上の金額を借りることができません。他社で借入中の方は、次のポイントに注意しておきましょう。
- 総量規制を超えないか?
- 他社の借入はいつまでに完済できるか?
- 複数の借入をしても確実に完済できるか?
総量規制を超えていないということだけではなく、他社の借入額をいつまでに完済することができるのか、ご自身の返済計画の見直しにもご注意ください。確実に完済することができるようであれば、新規でのカードローン契約を考えてみても良いでしょう。
収入が安定していることが条件!仕事が不安定な場合は要注意
以上、カードローンの年齢制限と他社の借金問題に関する審査条件を挙げてきましたが、ここからは特に重要な条件である「仕事」と「収入」に関するポイントについて見ていきましょう。
アルバイトやパートの方であっても、仕事や収入が安定している状況であれば、カードローンの審査を受けてもOKです。結果は審査次第となりますが、借入NGというわけではありません。
しかし、仕事や収入が不安定な状況にある方の場合、カードローン審査を受けても落ちてしまうことが考えられます。ここにも大きく関わってくるのが「返済能力」です。
仕事も収入も継続性がポイントに
仕事や収入に関する返済能力として審査されるのは、次のようなポイントです。
- 今後も収入状況を継続できるか?
- 勤続年数に問題はないか?
- 借入希望額と収入のバランスは?
今の収入状況が良いとしても、同じ収入を今後も継続することができなければ、カードローンの返済能力は決して高いとは言えません。
また、カードローン審査ではみなさんの勤続年数もチェックされます。アルバイトを始めたばかりであったり、パートを転々としていたり…といった場合は仕事面で問題視されるケースも。
収入面については、借入希望額とのバランスが取れているか?というポイントもチェックされます。ご自身の収入に見合った金額であれば、審査に通る可能性も高まるでしょう。
お金を借りる理由は?カードローンの使い過ぎにも気をつけて
アルバイトやパートのみなさんがカードローンの申し込みをする際には、以上でご紹介した審査条件をよく確認した上で手続きをしてください。無事に審査に通過できれば、カードローンを契約することができますよ。
けれども、カードローンの契約後も注意しておきたいポイントはまだあります。特に気をつけておきたいのが「カードローンの使い過ぎ」ですね。
カードローンでお金を借りられるのをいいことに、ついついカードローンを使い過ぎてしまい、後々返済トラブルに悩まされてしまうケースもあるものです。トラブルを起こさないためにも、まずはお金を借りる理由について考えてみましょう。
目的を決めてから借りる!
アルバイトやパートと一括りにしても、みなさんの生活状況はそれぞれ異なりますよね。アルバイトで生計を立てている一人暮らしの方もいれば、家族と暮らしているパート主婦の方もいらっしゃるかと思います。
- お金を借りる目的を決める
- 借入するべき金額を決める
- カードローンでお金を借りる
以上の流れに沿って、賢くカードローンを活用していきましょう。
目的や借りるべき金額を決めずにカードローンを利用してしまうと、思わぬトラブルにも繋がります。お金を借りる前には、必ず借入の目的と借入額を細かく決めておきましょう。
生活費に使うとしても、どのような目的のためにお金を借りるのか?子供のためのお金なら、どのくらいの金額が必要なのか?よく計算をした上でお金を借りるよう注意してくださいね。
返済は長期?短期?収入と相談をしながら計画を立ててみて
アルバイトやパートの方以外でも、「目的を決めてからお金を借りる」ということを徹底していれば、カードローンのトラブルを自ら引き起こす可能性はグッと低くなります。
もちろん、お金を借りることだけを考えるのではなく、自分に合った返済計画を立てていくことも必要です。短期の返済になるのか、それとも長期の返済になるのか。ご自身の収入面と相談しながら計画を立ててみてください。
アルバイトやパートでも利用可能な大手消費者金融がほとんどなので、カードローンが気になっている方は一度相談をしてみてはいかがでしょうか?