使わないカードローンはスッキリ解約を!完済しただけじゃダメ?
以前はよくカードローンを利用してお金を借りていたけれど、今はもう使っていない…という方はいらっしゃいませんか?カードローンはあると便利なサービスではありますが、お金を借りる機会がなくなれば、不要となってしまいますよね。
そこでおすすめしたいのが、カードローンの解約です。契約したカードローンを使わなくなったら、スッキリと解約してしまいましょう。これはカードローンを既に完済している方も同様です。
カードローンは完済しても契約状態が続いていれば何度でも利用することができます。「もうカードローンを使わない!」という場合は、完済するだけではなく解約をすることで、カードローンを清算することができますので、手続き方法をチェックしていきましょう。
どうすればいい?もう使わなくなってしまったカードローン
今すぐにお金が必要なとき、あると便利なのがカードローンです。しかし、最近カードローンでお金を借りていない…という方も多いかと思います。
- 借入の機会が少なくなった
- 完済した後、使っていない
- お金を借りる必要がなくなった
理由はいろいろあれども、カードローンが不要となった場合は「解約」をすることをおすすめします。
カードローンを解約することによって、二度とそのカードローンでお金を借りることはできなくなりますが、もう使わないというのであれば、解約した方が気持ち的にもスッキリするでしょう。
カードローンを使わなくなったという方は、次にご紹介するカードローンの解約方法をチェックしてみてくださいね。
解約するには電話か窓口へ
一般的な消費者金融のカードローンを利用している場合、次のような流れでカードローンを解約することができます。
- コールセンターや窓口に連絡
- 解約を希望していることを伝える
- 指示に従って解約手続きを
カードローンを解約するには、まずみなさんが利用している消費者金融のコールセンターに電話をするか、または各店舗の窓口で解約したいという旨を伝えてください。
各業者によって手続きの方法は異なるケースもありますので、スタッフからの指示に従って解約の手続きを進めていきましょう。
完済したら終わりじゃない!カードローンは解約手続きが必要に
ちなみに、カードローンは完済しただけで自動的に解約できるサービスではありません。
カードローンをもう使わなくなったという方の中には、既に完済している方もいらっしゃるかと思いますが、完済しただけでは解約したことにはならないのでご注意ください。
実際にカードローンを解約をするには、次のような順序を踏む必要があります。
- カードローンを完済する
- 解約手続きをする
- カードローンの契約終了へ
解約手続きをする前に、ご自身のカードローンに返済残額がないかよくご確認ください。もし残額があれば、解約手続きをするよりも完済の方が先ですよ。
残った端数の返済は?
また、カードローンを完済するには、端数も含めて完全に返済をする必要があるわけですが、返済方法によっては端数の支払いができないケースもあります。
たとえば、口座からの自動引き落としで返済をしていた場合、月々決まった金額が引き落としされるので、端数分が残ってしまい、完済ができない…という状態にも。
このようなケースは、他の返済方法を利用して端数分を支払うことがおすすめです。
発行しておくと便利!カードローンの完済証明書・解約証明書
最後に、カードローンの「完済証明書」と「解約証明書」についてお話ししていきましょう。
カードローンの解約後、金融サービスを利用する予定がないのであれば特に必要ありませんが、もし住宅ローンなどを契約する場合は、証明書を発行しておくと便利です。
2種類の証明書を発行する目的はそれぞれ以下のとおりです。
- 完済したことを示したい→完済証明書
- 解約したことを示したい→解約証明書
ただ単に完済したことを証明したい場合は完済証明書を発行すればOKですが、今後高額のローン契約を考えているなら、解約証明書の発行を選ぶ方がおすすめですね。
ローン契約時に提示すると◎
完済証明書だけでは、カードローンを解約したことは証明できませんので、新規でローン契約をする際に「まだカードローンを契約している状態」であることを示す結果になってしまいます。
住宅ローンなどの高額ローンを契約するなら、カードローンを解約した際に解約証明書を発行してもらい、ローンの契約時に証明書を提示しましょう。
カードローンの解約証明書を提示すれば必ずローン審査に通る!というわけではありませんが、高額のローンを契約するに値する状態であることを示せるわけですね。ぜひ活用してみてください。
解約後のカードローンははさみで切って捨てる!処分も忘れずに
無事に解約手続きを終えたら、カードローンの契約は終了となります。今後またカードローンを利用する際には、改めて審査を受ける必要がありますので、ご自身とよく相談してから解約を決めてくださいね。
解約後のカードローンは、そのまま残しておいても構いませんが、念のためにしっかり破棄しておくと安心です。カードをはさみで細かく切って処分しましょう。